映画【レイルロード・タイガー】感想

●こんなお話

 日本軍の列車から物資を奪う盗人たちが、八路軍の任務の後をついで日本軍の補給の要である橋を爆破しようとする話。 

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログにて

●感想

 八路軍の作戦をジャッキーとその仲間たちが遂行するという性質上、日本軍が悪役になっているのは仕方ないですが。普通にエンタメとして面白くなく。むしろ池内博之さん演じる軍人さんも女性軍人もなぜ2人に分ける必要があったのか謎ですし、めっちゃ怖いとか強いとか全く見えずにただドタバタするだけのキャラクターだったのが悲しかったです。ジャッキーたちを捕まえて脱出する理由が睡眠薬入りの差し入れのせんべいを食べてしまうというのが理由ですが、なぜせんべいを食べるのかが全く分からないため。いくらコメディ映画とはいえ展開が無茶苦茶でついていけなかったです。どうでもよくなっていきました。突っ込みどころのある展開でも笑えたり勢いがあったりしたら気にならなかったりするものですが、これはジャッキーらしいスタントやカンフーもあまりなっく、いくつかある列車でのアクションも鈍重で2016年制作の映画とは思えないゆったりムードで進みました。映画全体で流れ続ける京劇風の音楽も緊張感がまるでないのも痛かったです。 

 ジャッキーとその仲間たちの描き分けも浅いため誰が誰だかわからないまま、不可能なミッションに挑んで倒れていく。という熱くなりそうな展開も逆に盛り下がるだけ。その割にクライマックスでは血みどろの戦いでこれまたついていけず。日本軍は自分たちの上官の顔がわからず、ジャッキーの仲間になる狙撃の天才が間違って車両に入ってきたら隊長だとなぜ思ったのだろう? 日本軍は万歳をすると無条件で万歳を返すのだろうか? とかいくらなんでも頭が悪すぎて、憎い日本鬼子としてではなくただ頭が悪い描かれ方なのがコメディ映画としても笑えないチャイニーズコメディでした。 

 仲間たちと難しい任務に挑んで1人また1人と散っていくパターンの話はテンション上がりそうなものですが、どういう気持ちで見ればいいのかちょっとわからない映画でした。 

鑑賞日: 2017/06/22 TOHOシネマズ川崎

監督ディン・シェン 
脚本フー・カーカー 
ディン・シェン 
出演ジャッキー・チェン 
ファン・ズータオ 
ワン・カイ 
ワン・ダールー 
ジェイシー・チェン 
池内博之 
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