映画【ザ・ウォード 監禁病棟】感想(ネタバレ)

john-carpenters-the-ward
スポンサーリンク

●こんなお話

 精神病棟に監禁された人の話。

●感想

 襲われるパートと日常のパートがあまりにかけ離れすぎていて、もう少し現実世界で襲われるようにしてくれないと主人公達がいくら叫んでも夢の世界の話を見ているようでした。

 1人また1人と消えていき、不思議に思った少女が病院を脱出しようとする。という話の展開だけで何回も作られてきた映画の話でなんで作ったのかが謎でした。
 怪しい医者に高圧的な婦長さん。電気ショック療法でボロボロになっていく主人公達。しだいにおかしくなっていく。なんてものも、見ていて面白味はあまり感じられませんでした。

 クリーチャーの特殊メイクも目新しい感じでなく、恐怖シーンもショッカーの連発で驚きますが何度も見てきたようなもので残念でした。
 少女達が殺されていくのもあまりショッキングではなかったです。もっと過激な殺され方をされてほしかったです。

 そして、主人公が最後にわかる真犯人の正体なんかもやりつくされたもので。21世紀の現代に通用しないものだと思いました。ちょっと古臭さだけが気になる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2011/09/18 新宿武蔵野館 

監督ジョン・カーペンター 
脚本マイケル・ラスムッセン 
ショーン・ラスムッセン 
出演アンバー・ハード 
メイミー・ガマー 
ダニエル・パナベイカー 
ローラ=リー 
リンジー・フォンセカ 
ミカ・ブーレム 
ジャレッド・ハリス 
タイトルとURLをコピーしました