映画【回路】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 インターネットから恐怖体験が広がっていく話。

●感想

 序盤は、ネットを通じて人物の様子がおかしくなり。自殺していってしまう様子をなかなかの恐怖描写でみせてくれて、結構、怖かったです。特に、死んだ友人の家に現れる影がゆらゆらと浮かび上がって、転びそうになりながら音もなく歩いてくる女性なんか最高に怖かったです。

 日本だけど日本じゃないような映像も素晴らしかったです。

 中盤から、武田真治さんが幽霊の世界と現実の世界の説明を始めますが。ここが、全部台詞での解説になってしまってだるかったです。それにリアリティの部分が、ほとんどなくて。1人暮らしの男の家の鍵が鉢植えに隠してあったり。そして忍び込んで、中に住人がいても平然と喋りかけたり。よくわからない行動をする描写がありました。車を簡単に直しちゃったり。

 ほとんど説明がないまま、どんどん終末的な世界が進行していくので、ちょっとついていけなくなりましたが。120分飽きずに見ることができました。

☆☆☆

鑑賞日:2011/03/22 DVD

監督黒沢清 
脚本黒沢清 
出演加藤晴彦 
麻生久美子 
小雪 
有坂来瞳 
松尾政寿 
武田真治 
風吹ジュン 
役所広司 
哀川翔 
菅田俊 
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