映画【叫】感想(ネタバレ)

retribution
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●こんなお話

 赤い服を着た死体が発見されて連続殺人を捜査する刑事さんの話。

●感想

 工業地帯の不思議な魅力の映像で、雰囲気ある映像は素晴らしかったです。ストーリーは、主人公の刑事が何故、幽霊につきまとわれるのか? それを自らが捜査しながら真相に迫っていくというものですが。話が進むに連れて、果たして幽霊は何なのか? とかがわかりやすく解決されるわけでないので。不完全燃焼で終わってしまった感じでした。

 幽霊なのに、普通に玄関を開けて帰っていくのが可笑しかったです。葉月里緒菜さんが美人さんなので、叫び声をあげながらゆっくりと近づかれても怖くなくて。むしろもっとよく観てみたいという欲望で観てしまって恐怖を感じることができませんでした。
 クライマックスで、伊原剛志さんに起こる出来事は怖いというよりコメディになってしまっていたと思います。

 雰囲気は最高なだけに、残念な映画でした。

☆☆

鑑賞日:2011/09/10 DVD

監督黒沢清 
脚本黒沢清
出演役所広司 
小西真奈美 
伊原剛志 
葉月里緒菜 
オダギリジョー 
加瀬亮 
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