映画【ソウ6】感想(ネタバレ)

●こんなお話

　ジグソウの後継者とジグソウの妻の行動とかジグソウの罠にかけられたあくどい保険会社の人たちの話。

●感想

　ジグソウの後継者と思われるストラム刑事がなくなって一件落着かと思いきや、上司はホフマン刑事を怪しむ。ホフマン刑事も捜査の目をかわそうとする。ジグソウの奥さんは弁護士からジグソウの遺品をもらって何やら行動を始める。

　保険会社のボスはガンで苦しむ人とかを独自の基準で判断して治療が受けられなくて困る人が続出。部下たちもボスのように苦しむ人たちの要望を聞かない。そのボスが拉致されてジグソウのゲームが開始。気づくと目の前に人がいて同じトラップが仕掛けられていて息をしたほうが負けゲームで相手が呼吸をしてしまってトラップ発動して死亡。

　次は2人が首吊り状態になっていてどっちが1人を救えるということで1人選ぶボス。水蒸気のトラップにいる部下を救うためにボスも傷つきながら助けようとするけど間に合わず死亡。さらには6人のうち4人殺して2人助けるトラップがあって、泣きながら4人を殺害して2人助ける。最後の部屋に入ったら最初に医療費の支払いを断った男性の家族がいて、彼らがボスの生殺与奪を握っていて、奥さんは殺せないとなるけど、息子は躊躇なくボスのトラップのボタンを押して、ボスは硫酸の注射を打たれて身体が生きたまま溶かされて死亡。

　ホフマン刑事は上司たちにバレそうになって殺害するけど、ジグソウの奥さんに捕まってトラップを仕掛けられるけど、無理やり装置を破壊して脱出しておしまい。

　ジグソウのトラップがアイデアいっぱいで今作は拷問を受ける人たちの姿を楽しめることができました。息をした方が負けトラップ、首吊りトラップ、水蒸気トラップ、メリーゴーランドにショットガントラップ、硫酸注射の最後のトラップとかは凄かったです。身体がどろどろに溶けていく描写がよかったです。

　ただいつも通りの捜査する警察とジグソウの後継者とのバレるかバレないかのサスペンスとジグソウのトラップに苦しむ人たちのカットが交互に繰り返されますが、トラップの人たちの描写は楽しめましたが、警察サイドの話は正直、ジグソウの後継者の刑事の正体がバレようがバレまいがどうでもよくなっていく展開が続きました。

　前作からの続きかつまだ続くという感じでテレビシリーズみたいな構成になってますし、トラップにやられる人たちの叫び声と短いカット割りがごちゃごちゃしてうるさいと思ってもしまいますが、ジャンル者として楽しめる1作でした。

☆☆☆

鑑賞日:2010/04/22 DVD　2024/06/19 Hulu