映画【パワー・ゲーム】感想(ネタバレ)

paranoia
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●こんなお話

 対立する2つのIT企業社長たちに翻弄される主人公が何とか生き延びる話。

●感想

 冒頭からスタイリッシュな映像で期待の高まるツカミでした。主人公が社長にプレゼンするけど、うまくいかずにやけっぱちになって会社の金を横領したら、それで脅されてライバル会社に潜入して産業スパイをしろとってなって、2つの会社に板挟みになっていくという。

 それぞれの社長がハリソン・フォードとゲイリー・オールドマンっつう名優がそろっているので、画面の安定っぷりはさすがでしたが。お話のほうはこれといって目新しいものはなくて、2人が悪役として存在していますが、あまり怖くなくて主人公が絶対に勝てない存在として見られなかったです。ずーっと追い詰められてダメだダメだとなって、実は主人公たちが彼らをハメていた。というカタルシスは一切なくて、主人公たちが一発逆転する気持ちよさを描いてほしかったです。

 主人公がデータを盗むくだりとかもコピーをして表示が100パーになるまで一緒にいる相手に気づかれない気づかれるかのハラハラドキドキとか今の時代で見るのはかなり古臭いです。

 気軽に楽しめる映画ではありましたが、特にこれといって目新しさはなく残念な映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2016/04/23 DVD

監督ロバート・ルケティック 
脚本ジェイソン・ディーン・ホール 
バリー・L・レヴィ 
原作ジョゼフ・フィンダー 
出演リアム・ヘムズワース 
ゲイリー・オールドマン 
アンバー・ハード 
ハリソン・フォード 
ルーカス・ティル 
エンベス・デイヴィッツ 
ジュリアン・マクマホン 
ジョシュ・ホロウェイ 
リチャード・ドレイファス 

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