映画【狼よ落日を斬れ 風雲篇・激情篇・怒濤篇】感想

ookamiyo U-NEXT

●こんなお話

 激動の幕末から明治までを生きぬいたり死んじゃったりする剣客たちの話。

●感想

 討幕派、佐幕派などの立場が違えど登場人物たちは強いものが偉い精神でわかりあえちゃう友情がそれだけで熱くて、剣を交えてそれが終わったら仲間感な会話をするのが見ていて気持ちいいものでした。

 高橋英樹さんVS近藤正臣さんの道場での真剣対決、田村高廣さんの殺陣、高橋英樹さんVS緒形拳さんの師匠殺しの因縁対決など映画斜陽、時代劇斜陽の時代とはいえさすがの迫力でまさに見せ場としての機能がある殺陣でした。奥さんが殺されて薩摩藩士へのリベンジの果し合いでの首ちょんぱや人間の胴体が縦方向に真っ二つとかあまり見たことがなくゴア描写もさすがでした。

 話は架空の主人公や実在の人物たちが立場の違いで斬りあったりまた話し合ったり、そこに女性が絡んできて…。緒形拳さんが尼さんを無理やり…という展開とか当時の性の奔放さに驚きの展開でした。高橋英樹さんは師匠の田村高廣さんの命令通りに討幕運動の関わりにならないようにするけれど、やっぱり絡まれたりしてトラブルが起きたり。

 あまり西郷輝彦さん演じる沖田総司が序盤がそれなりに出てくる割にあまり登場時間も多くないまま退場してしまうのとかは残念でした。

 ただ160分はチト長くて群像劇だからか仕方ないですが、メインの視点が高橋英樹さんになったり緒形拳さんになったり変わって話が変わるので冗長に感じてしまうところもありました。

 とはいえ三隈研次監督の遺作という点と高橋英樹さんや緒形拳さん近藤正臣さんがバリバリのときでかっこいいし、松坂慶子さんの綺麗さを愛でる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2021/04/09 U-NEXT

監督三隅研次 
脚本国弘威雄 
原作池波正太郎 
出演高橋英樹 
緒形拳 
近藤正臣 
西郷輝彦 
田村高廣 
佐野浅夫 
松坂慶子 
太地喜和子 
峰岸隆之介 
藤岡重慶 
坂上二郎 
和崎俊哉 
神太郎 
今井健二 
内藤武敏 
園田健二 
山本幸栄 
辰巳柳太郎 
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