映画【ONCE ダブリンの街角で】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ストリートミュージシャンと彼の歌をたまたま聞いた女性の良い感じになっていく話。

●感想

 90分もない短い映画の大半が歌になっていますが、その歌が良いこと良いこと。それが成立していなかったら、ただただイライラしそうですが。主人公2人の歌唱力と歌がとてもいいためそれが許される作品だと思いました。

 ストリートで歌っていていきなりお金を盗まれそうになる主人公。そこにチェコからの移民だという女性と出会って…。ピアノが好きだという彼女に自分が作った歌を歌ってもらったら、これがまた大成功で他のバンドマンたちをスカウトしてレコーディングしていく。

 音楽を大好きで愛している人たちが音楽をやっているのを見ているだけで幸せになることを教えてくれる映画で、映画の半分が歌でもそれでも見てて楽しくて幸せな気持ちにさせてくれる内容でした。
 メインは2人が好きになっていくけど、なかなか近づくことができないラブストーリーだけど、彼らが曲に込めた想いが抜群の曲。歌詞の字幕をずっと追いかけてしまいました。この映画を彩る音楽がこの映画のすべてなんだと思えました。

 主人公2人の距離感がが微妙で切なくなる作品で面白かったです。

☆☆☆☆

鑑賞日: 2015/08/21 Hulu

監督ジョン・カーニー 
脚本ジョン・カーニー 
出演グレン・ハンサード 
マルケタ・イルグロヴァ 
ヒュー・ウォルシュ 
ゲリー・ヘンドリック 
アラスター・フォーリー 
ゲオフ・ミノゲ 
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