映画【海洋天堂】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 21歳の自閉症の息子と暮らすお父さんが余命いくばくもないと知って、息子が何とか1人でやっていけるように頑張る話。

●感想

 アクション俳優のジェット・リーが何ともいえない悲壮感を醸し出していて、それが見られるだけでも満足でした。小柄なジェット・リーが更に小さく見える雰囲気。
 前半は自分がガンのために息子を施設に預けられないかと、いろいろ尋ね歩くけど断れる。何とか見つけた施設に預けて、1人になったときのジェット・リー。何度も注意してもぬいぐるみをテレビの上に置いてしまっていたのが、1人さびしくそのぬいぐるみを触ったりするのが感動的でした。

 中盤からは父親が息子が1人でやっていけるように教育しつつ、1人の息子として接していく。
 感動できた作品でしたが、途中にちょいちょい出てくる大道芸人の女性なんかの描かれ方が中途半端で残念でした。

 とはいえ、父親の人格によって息子を支えてくれる人たちがいてくれるラストに感動できる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2015/03/27 DVD

監督シュエ・シャオルー 
脚本シュエ・シャオルー 
出演ジェット・リー 
ウェン・ジャン 
グイ・ルンメイ 
ドン・ヨン 
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