映画【の・ようなもの】感想(ネタバレ)

No yohna mono
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●こんなお話

 落語家のタマゴがソープ嬢や落研の女子高生や兄弟子弟弟子たちの交流の話。 

●感想

 80年代の東京の風景や空気感が出ていてよかったです。主人公の朴訥とした雰囲気もハマり役だったと思いました。 

 冒頭でアベックの話に乱入する主人公の喧嘩があって、次のシーンでそのアベックの結婚式があってその司会を主人公がしていて…。というツカミがあって、何でそんな展開になったのか説明がなくて、これがこの映画の特色で群像劇でキャラクターのやり取りで見せるとはいえ芯となるストーリーがもう少し欲しかったです。 

 とりとめのない会話があってそれが脈絡もなく始まって終わっての繰り返しで構成の順序が入り乱れたりして入り込むのにさらに力の入る作品でした。 

 リアルタイムで見ていれば主人公の夜明けの街の歩きも感慨深いものになったのかなと思える作品でした。

☆☆

鑑賞日:2017/12/12  Amazonプライム・ビデオ

監督森田芳光 
脚本森田芳光 
出演秋吉久美子 
伊藤克信 
尾藤イサオ 

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