映画【モンスターズ 新種襲来】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 地球全土でモンスターが跳梁跋扈する世界で、米軍が中東でモンスターを空爆したりして退治するけど。誤爆とかで一般市民にも被害が出て、現地の武装勢力と戦う話。

●感想

 モンスターが当たり前にいる世界で、その中を米軍での中東の戦争が続いているという設定はあんまり見たことないもので興味深く見ることができました。

 が、設定は面白いのと映画が面白いのはこれまた別で終始退屈な120分でした。序盤は主人公たち軍人の日常が描かれ、わざわざテロップが流れて説明されて、任務があって行方不明の部隊を探しに行く。

 モンスターが当たり前にいる世界というのにイマイチ乗り切れなかったです。そもそも横で大きなモンスターが悠々と歩いている中を米軍と武装勢力が戦っている状況が納得できなかったです。米軍には襲いかかってくるけど、武装勢力とは襲いかかっていないように見えてるし。主人公たちが武装勢力に捕まって脱出するシークエンスとかも、外でモンスターを見上げて呆然としている主人公のカットは見せるけど、実際に脱出している人のアクションは見せなかったりと映画としての見せ場があまりなくて、盛り上がらなかったです。

 それよりもスローになって男の顔になったり川の映像が流れたりとPVみたいな映像がやたらと挿入されるので体感時間が長く感じる原因の1つだと思いました。

 正直、主人公たちが行方不明の仲間たちを見つけようが見つけまいが、どうでもよくなってしまう映画でした。

鑑賞日: 2016/05/21 TSUTAYA TV

監督トム・グリーン 
脚本ジェイ・バス 
トム・グリーン 
製作総指揮ギャレス・エドワーズ 
出演サム・キーリー 
ジョー・デンプシー 
カイル・ソーラー 
パーカー・ソーヤ 
ソフィア・ブテラ 

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