ドラマ【ロキ】感想(ネタバレ)

loki
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●こんなお話

 タイムパトロールみたいな人たちと一緒に行動して時間軸を元に戻そうとする話。

●感想

 ロキが本来の時間軸である神聖時間軸というのを絶対視するタイムパトロールみたいな組織に捕まえられて、いろんな時間軸に分岐した人物を捕まえているらしい。ロキもそこでタイムパトロールをやっつける別のロキがいるらしいってんで協力して捕まえるようにする。けれどもそのタイムパトロールにも何やら裏の顔があるらしいと感づいて…な展開。

 いろんな固有名詞が会話劇の中で説明されるので、ボーっと見ているとあっという間に振り落とされる展開が特に序盤で続いてついていくのが大変でした。

 とにかく主人公がその組織と一緒にタイムパトロールと敵対する人物を捕まることになって、その人間と出会って女性ロキで彼女と話をしたり冒険の旅をしたり、タイムパトロールの人間も自分たちの存在意義に主人公から離されて疑ったりしていきます。

 派手な見せ場も毎話用意されていてコメディタッチですが、基本は哲学的宗教的な会話などがメインなので、終始立ち止まってしまう内容で原作などを知らないと物語の深いところまで楽しめなかったです。特に最終話に大ボスとして出てくるキャラクターも「どちら様?」状態で、大ボスの手のひらですべてが動いていましたという説明があり、いろんな自分がいて敵対する自分がいて、それを抑える為にすべての生物を抑えつけていたけど疲れたのでもうやる気なくなっている模様。女性ロキがリベンジのためにやるかやらないかと主人公と揉めたり。

 時間軸とか自由意志がどうとかいろんな主人公とか概念とかが詰まっていて、エンタメ超大作シリーズですが難しい語り口で軽い気持ちで見るとポカンとするシリーズですが、完全に続き物として終わるので次のシーズンも楽しみなシリーズでした。

☆☆☆

鑑賞日:2022/01/31 Disney+

監督ケイト・ヘロン
出演トム・ヒドルストン
オーウェン・ウィルソン
ググ・バサ=ロー
ウンミ・モサク
ソフィア・ディ・マルティノー
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