映画【レクイエム 最後の銃弾】感想(ネタバレ)

the-white-storm
スポンサーリンク

●こんなお話

 親友3人の警官が潜入捜査とかで疲労困憊になりながらタイの麻薬王を捕まえようとする話。

●感想

 香港映画らしい潜入捜査もので、もう潜入捜査に疲れている主人公の1人がいて、潜入捜査がバレるのかバレないのかなハラハラドキドキもありつつ。家では臨月の奥さんが帰ってこない旦那さんにほとほと嫌になっている。いよいよ香港マフィアを捕まえるところまで行くけど、上司の命令で逮捕作戦の直前で断念する。大物のタイの麻薬王逮捕のためという名目。潜入捜査官はもう嫌だと言って怒ったりするけど、3人で昔の歌を歌ったりするだけで仲良くなっちゃうのが凄いです。

 そしてバンコクへ行ってタイ警察と協力しながら取引現場で一網打尽にしようとするけど、タイ警察に内通者がいたりしてヘリ攻撃により警察全滅の主人公たちも追いかけられてワニがうようよする崖っぷちに追い詰められて、主人公3人が「誰か殺すの1人選べ」と究極の選択肢を強制されて…。という。辛すぎる選択をする主人公。

 5年後、潜入捜査官は出世して捜査チームのトップになり。今まで指揮していた主人公は捜査の責任を取って窓際族になっている。タイの麻薬王の息子が取引で殺されたので、タイの麻薬王が動くということで捜査しようとするけれど、そこに死んだはずの主人公の1人がいて彼はタイの麻薬王の娘と結婚していて…という。撃たれて崖から落ちてワニに食い殺されてたはずなのに、回想でなぜ生き残ったのか、娘さんと結婚することになったのかという激動の人生でした。

 銃を向けあったり思いをぶつけたりして、主人公の奥さんと娘さんが誘拐して主人公3人が謝罪和解して麻薬王を捕まえようと決意。この時、今までうまくいっていなかった奥さんが主人公を許すというのとかもつり橋効果なのかあっという間でした。そして、影武者に騙されてレストランみたいなところでの大銃撃戦。3人が背中を向けあってお互いの死角をカバーしあいながら撃ちまくる姿が熱いです。1人また1人と追い詰められいって、麻薬王自らマシンガンを撃ちまくってきて銃弾もなくなり囮となって麻薬王をやっつける倒し方もなかなか激しい自己犠牲で成り立つ倒し方で面白かったです。

 130分という長さですが、盛りだくさんに詰め込まれていて楽しい映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2022/02/01 Amazonプライム・ビデオ

監督ベニー・チャン 
アクション監督ニッキー・リー 
脚本ベニー・チャン 
マンフレッド・ウォン 
出演ラウ・チンワン 
ルイス・クー 
ニック・チョン 
ロー・ホイパン 
ヨランダ・ユアン 
ヴィタヤ・パンスリンガム 
バーグ・ウー 
ロー・ワイコン 
シン・ユー 
タイトルとURLをコピーしました