映画【LOGAN/ローガン】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ミュータントが絶滅危惧種になった世界で老老介護しながら人工ミュータントを守る主人公の話。

●感想

 今までのシリーズにないバイオレンスシーンがツカミでありスタートで他のヒーロー映画とは違うぞという意気込みが伝わってくるゴア描写でした。

 女の子と老人を守りながらのロードムービーで敵との追いかけっこに、新しい場所で出会う人たちというのも興味深く見ることができました。

 ただ物語は鈍重で、女の子との逃避行が始まるまで長いです。本筋の逃避行が始まってからも動きが少なく、主人公が意識を失うか眠るかで次の展開へと転がっていくだけなので物語としての面白さもあまり感じられず。主人公を含め3人だけいるらしいミュータントですが、なぜ彼らだけ残っているのか? とかの説明はあまりなく。今までのシリーズを見ている身からすると見ていてめちゃ悲しかったです。いい意味での悲しみでなく、シリーズの愛が感じられない設定に悲しみを感じながら見てました。それにカタキ役も強いんだか弱いんだかわからず、ミュータントを捕まえたいのか殺したいのか。捕まえるんだったら、どうやって捕獲するのとかわからず。銃を持っているのに撃たずにそのまま近づいたり、発砲しても全然当たらなかったり。ミュータントたちも本気で戦えば勝てちゃうんじゃないのかと思ってしまうアクションの連続でした。そもそも何で国境を目指しているのか。国境を越えれば安全という理由も見ていてわからなかったです。

 とはいえ、暗くてダークな作風が面白くはある作品でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2017/06/05 TOHOシネマズ川崎  2018/02/22 Blu-ray

監督ジェームズ・マンゴールド 
脚本ジェームズ・マンゴールド 
スコット・フランク 
マイケル・グリーン 
出演ヒュー・ジャックマン 
パトリック・スチュワート 
ダフネ・キーン 
ボイド・ホルブルック 

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