●こんなお話
ライアーゲームに参加して騙しあいをする人たちの話。
●感想
前作から主人公が変わりますが、開始15分ほどで会場へ着いてゲームが始まるため。この主人公がどんな人物で、どうして参加するのか理由が描かれないのが痛いです。お金に困っているのか? お金の亡者なのか? 少しは描いてくれないと、招待状が届いてすぐに参加してしまう理由がわかりませんでした。警察行かないのかな、と思ってしまいます。
とはいえ、うだうだやっていてもなかなかゲームが始まらないということにもなってしまうのでゲームがすぐ見れるという点ではよかったです。
130分もある長い映画で1つのゲームしかしないのはいいですが、いかんせん「椅子とりゲーム」といってるわりには最初に椅子を奪いあうシーンは描かれますが。あとはずっと投票になってしまいます。途端に映像が固まってしまうのが退屈でした。ほとんどが、投票をして裏切った裏切らないの展開になります。
そしてシリーズの特徴なのか、役者さんたち全員がテンションの高いお芝居をするので見ていてグッタリしてしまいます。前へ前へとみんなが出てくるのが凄いです。
票を奪い合うゲーム自体は面白いのに、永遠と買収ゲームの繰り返しなので退屈でした。そして、シリーズ恒例の秋山さんが最後には「俺はあのとき……」「つまり、あそこで」と裏の裏の裏の行動まで先読みしていくという。
主人公が誰なのかがわかりずらく、誰に感情移入すればいいのかわからないのが見ていて辛い映画でした。
☆☆
鑑賞日:2012/02/28 試写会
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| 監督 | 松山博昭 |
|---|---|
| 脚本 | 岡田道尚 |
| 黒岩勉 | |
| 原作 | 甲斐谷忍 |
| 出演 | 松田翔太 |
|---|---|
| 多部未華子 | |
| 芦田愛菜 | |
| 高橋ジョージ | |
| 濱田マリ | |
| 要潤 | |
| 新井浩文 | |
| 小池栄子 | |
| 鈴木浩介 | |
| 渡辺いっけい | |
| 船越英一郎 | |
| 江角マキコ |


