●こんなお話
いろいろ悩みを抱える高校生たちがミュージカルをやることになって、それぞれ伝えることとか言葉で傷つけるとか感じていく話。
●感想
高校生たちが何かに一生懸命になるというのを綺麗なアニメーションで見るだけでノスタルジックな気持ちになってしまって、冒頭の主人公が言葉を失ってしまうきっかけから結構衝撃でツカミはよかったと思いました。
ただそこからは終始、退屈で盛り上がなかったです。主人公たちの紹介があり、それぞれに悩みとかが描かれていきますが。なかなかの淡々さでかつ登場人物たちの悩みがいつ解決したのかがよくわからなかったです。登場人物たちはスッキリした表情をしているのにポカンとしたまま不完全燃焼でした。
言葉を発せられない主人公が歌でなら表現できるというのが発端でミュージカルをすることになりますが、肝心のミュージカルシーンが淡々と描かれるので、ちょっとしたハプニングあって解決。というのも今一つ盛り上がれませんでした。
言葉の怖さをアニメーションでは長めの120分で丁寧に描いてくのは面白いモチーフでしたが、アニメーションでやる必要がどこにあったのかが勉強不足でうつむいてしまう映画でした。
☆☆☆
鑑賞日: 2015/09/25 TOHOシネマズ渋谷
リンク
| 監督 | 長井龍雪 |
|---|---|
| 脚本 | 岡田麿里 |
| 原作 | 超平和バスターズ |
| 出演(声) | 水瀬いのり |
|---|---|
| 内山昂輝 | |
| 雨宮天 | |
| 細谷佳正 | |
| 村田太志 | |
| 高橋李依 | |
| 石上静香 |



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