映画【26世紀青年】感想(ネタバレ)

idiocracy
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●こんなお話

 平均的なアメリカ人の男女が1年間の睡眠実験に参加したら、500年後になっていて全員がおバカになっている猿の惑星みたいな話。

●感想

 主人公が目覚めたら何やら世界の様子が変わっていて、ビルは崩壊してゴミだらけで経済もハチャメチャで政治家たちもすっちゃかめっちゃか。みんな知能指数が低下しちゃっていて、平均的だった主人公がいまや天才となっている。

 おバカな世界を終始笑って見ていられますが、なんとなく笑えなくなってくるという不思議な映画でした。スターバックスは風俗店になっていたり植物にゲータレードがまかれたり本物の企業から訴えられないのかな? という心配もしてしまいました。

 ただおバカばかりの世界になってしまったという設定は面白いのにそれを活かして面白くなっているとはいえないと思いました。ただただおバカな人たちがおバカなことをして、それにリアクションする主人公ということの繰り返しなので90分の短さでも退屈さを感じてしまいました。主人公が本気でタイムマシーンを探して過去に戻ろうとしているのかとコメディ映画にそういうリアリティを求めてはいけないとは思いますが、何がしたいのだろうと主人公たちの行動の動機の本気度がわからないため乗り切れなかったです。

 とはいえ、ディストピアものとして笑えて少し怖くも感じる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2017/03/15 DVD

監督マイク・ジャッジ
出演ルーク・ウィルソン 
マーヤ・ルドルフ 
ジャスティン・ロング 

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