映画【キングスマン:ゴールデン・サークル】感想

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●こんなお話

 世界的な麻薬王に所属のスパイ組織が壊滅状態にされてしまってリベンジする話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログにて

●感想

 冒頭からゴチャゴチャなアクションシーンのツカミがあって、ここがイマイチな盛り上がりで不安なスタートでしたが。何ともテンポも悪く、ストーリーもキャラクターも前作ほどではなく傑作の1作目からイマイチな2作目とシリーズのジンクスに陥ってしまっていると思いました。 

 デジタルなアクションシーンの連続に音楽の使い方など見せ場は楽しいですが、見せ場だけの作品になってしまっていて、140分詰め込みすぎかつ薄くなってしまっているようでした。 

 キングスマンと麻薬組織との戦いだけでなく、主人公と前作で助けたお姫様との関係の悩み、先輩スパイの記憶喪失、アメリカのスパイ組織にその中に裏切り者など。特にカタキ役との戦いがなかなか始まらなくて、中盤までかなり退屈でした。やっと動き出すのは、カタキ役の世界征服の計画が明らかになってからで、そこまではひたすら人物紹介のシーンが続くのが退屈の原因だと思いました。長いことかけて紹介するわりにはアメリカのステイツマンの組織もよくわからず、その規模や凄さなんかも伝わらず、メンバーが3、4人しかいない印象でスケールが小さかったです。カタキ役もアジトに数十人しかいなくて、よく今まで勢力を維持できたのか謎でした。 

 エルトン・ジョンさんもカメオ出演かと思いきや、結構な重要な役でクライマックスで大暴れする主人公たちとカットバックでエルトン・ジョンさんも暴れるという謎の切り返しなのも、主人公たちの戦いを盛り下げてしまっていると思いました。エルトン・ジョンさんが最初に出てくるのとかは笑えましたが、それ以降とか面白いのこれ? と気を使ってしまう登場シーンの連続でした。 

クライマックスのバトルも先輩スパイはメカドッグから逃げまくるだけで偶然近くにモノで倒しちゃったとかエルトン・ジョンさんが来て戦うとかカタルシスに欠ける戦いで入り込めなかったです。 

 投げ縄を使うアメリカのスパイの大暴れとかは楽しいけれど、そこに至るまでやそれ以降などのドラマパートの流れやつなぎがえらく退屈なので、シーン単体で面白いところはあるのに。ステイツマンに裏切り者がいるとかもハラハラドキドキしないし、そもそも何で先輩スパイは見抜いていたのかとか裏切り者サスペンスとしても楽しくなかったです。 

 スパイものとしても次はあそこだ次はあそこだと簡単に場所移動して、何十万人といるフェスで簡単に目的の人物に接触して見つけちゃったり、簡単にベッドインするところまでいったりと何の面白さもなかったです。その割に長いこと時間をかけるので無駄に長く感じました。 

 そもそも「麻薬、絶対ダメ」な考えを教えられて育ったボクからしたら、映画の中ではダメな考え悪い考えとして登場する麻薬を一掃しようとする米大統領や裏切り者とされるスパイの理由の方が納得できるもので、主人公たちの麻薬をしたことは悪いことだけど理由があると許しちゃうほうが疑問なので乗り切れなかったです。 

 そしてチャイニング・テイタムやハル・ベリーにダンブルドア校長先生は何でこの作品に出たんだろう? というくらい使い捨てなキャラクターでした。 

☆☆☆

鑑賞日: 2018/01/10 TOHOシネマズ川崎 2018/09/07 Blu-ray

監督マシュー・ヴォーン 
脚本ジェーン・ゴールドマン 
マシュー・ヴォーン 
原作マーク・ミラー 
出演タロン・エガートン 
コリン・ファース 
ジュリアン・ムーア 
マーク・ストロング 
チャニング・テイタム 
ジェフ・ブリッジス 
ハル・ベリー 
エルトン・ジョン 

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