映画【感染列島】感想

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●こんなお話

 謎の感染症が広まって、日本中が大変なことになる話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログから

●感想

 原因不明で治療法がない病が広まっていく様子を主人公の医者を通して、医療機関の苦闘や苦悩を見ることができてよかったです。
 血まみれになって亡くなっていく患者さんたちを見ているのがつらい描写でした。

 ただ日本映画らしいっちゃ仕方ないのかもしれないですが、感動的なシーンとかになると大げさなお芝居モードに入ってしまって、病で亡くなっていく人たちを周りの人たちが慟哭して嘆き悲しむのとかは結構退屈でした。
 それにお笑い芸人さんがシリアスなお芝居をしているのが、余計に笑いそうになってしまいました。カンニング竹山さんのキャラクターとかは、しれっと出てきた割に簡単に治療法を見つけるだけだったり。爆笑問題田中さんのシリアスお芝居とかに笑いそうになってしまいました。

 中盤まではどんどんと感染列島していく様子をドキュメント的に興味深く見ることができましたが、中盤以降、某東南アジアに行ってから、なぜ一人の医者である主人公がそこに帯同しているのとか謎すぎでした。医療とウィルス対策は別ではないのかと考えながら見てしまいました。
 しかもそこでの患者さんはなぜかゾンビ化して群がってくるのとかどういう気持ちで見ればいいのか戸惑う描写でした。藤竜也さんのひょうひょうとしたお芝居はさすがですが、それも映画の雰囲気と微妙にミスマッチだったのではないかと感じてしまいました。コウモリを見つけて喜んで、そのまま苦しんで倒れるとかもどういう気持ちになったらいいのかわからなかったです。
 それに主人公同士の微妙な恋愛映画の方向にどんどんと行ってしまうのも、乗り切れない映画でした。

 映画の中では、都心の文明が崩壊しているのに、病院は普通に機能していたりとちょっとどういう世界観なのかがわからない映画で日本のこういうパンデミック映画として期待していた割には残念な作品でした。

☆☆

鑑賞日:2020/04/23 Amazonプライム・ビデオ

監督瀬々敬久 
脚本瀬々敬久 
出演妻夫木聡 
檀れい 
国仲涼子 
田中裕二
池脇千鶴 
カンニング竹山 
金田明夫 
光石研 
キムラ緑子 
嶋田久作 
正名僕蔵 
ダンテ・カーヴァー 
馬渕英俚可 
小松彩夏 
三浦アキフミ 
夏緒 
太賀 
藤竜也 
佐藤浩市 
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