映画【駆込み女と駆出し男】感想(ネタバレ)

kakekomi
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●こんなお話

 駆込み女と駆出し男の話。

●感想

 タイトルとメインキャストのクレジットがスクリーンに大写しに出るオープニングから江戸言葉の早口なやり取りの始まりから市川崑監督作品らしいテンポで、スタートからいい作品の雰囲気がいっぱいのツカミでした。

 商家の主人の妾が店を切り盛りして段取りをつけてから、東慶寺へ向かう。もう1人、タタラを踏んで製鉄を作る職人の女の子が女好きの主人に嫌気がさして、東慶寺に行くか死ぬか元来た道を戻るか悩んで、東慶寺に行く。
 そんな2人が森で出会って、医者見習いで作家も目指している男と一緒に東慶寺に駆け込むところから本編が始まり、3人の物語を中心に展開していきます。

 セリフの掛け合いが面白くて、最初は何を話しているのかわからなくて戸惑っているとしだいにわかってきて、洒落や日本の言葉遊びが最高の映画でした。
 そして構図も見事で、大画面いっぱいに美しい日本の景色が映し出されて、時の流れがうっとりするほど綺麗でした。

 その景色の中で、東慶寺に入って2年を迎えるまでにいろんな出来事が語られていきます。
 1つ1つのエピソードのバランスが絶妙で、主人公が憧れる【八犬伝】を一生をかけて描いている曲亭馬禁、女剣士や吉原へ行く姉妹、クライマックスでは想像妊娠で主人公がピンチに陥っていく。
 東慶寺を舞台にいろんな人たちが出入りするのを主人公目線で見ていくという群像劇。

 原田作品らしい細かすぎるカッティングが控えめになって、巨大なお寺の中を手前や奥のほうに配置された人物たち。人々の動きも見ていて面白かったです。

☆☆☆☆

鑑賞日: 2015/05/21  TOHOシネマズ南大沢  2017/08/28 NETFLIX

監督原田眞人 
脚本原田眞人 
原案井上ひさし
出演大泉洋 
戸田恵梨香 
満島ひかり 
内山理名 
陽月華 
キムラ緑子 
木場勝己 
武田真治 
北村有起哉 
橋本じゅん 
山崎一 
麿赤兒 
中村嘉葎雄 
樹木希林 
堤真一 
山﨑努 

コメント

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