映画【ジョジョ・ラビット】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 第二次世界大戦下のドイツで10歳の少年の成長の話。

●感想

 ナチスの戦争ものですが、心地よいリズムにファンタジーな展開に楽しく、かつ戦争の悲惨さも描いている映画でした。

 主人公は少年隊に入って、空想上のヒトラーのアドバイスを受けながら頑張るけど。弱虫のあだ名をつけられて落ちこぼれになってしまう。お母さんと2人暮らしだけど、ユダヤ人を隠していることを知って…。というところから本筋に入っていって、ユダヤ人を軽視していたけれど、かくまっている少女と交流していくことによって自分の価値観が揺らいでいく。

 ユダヤ人をかくまってナチスにバレるのではないかというハラハラドキドキもあり、主人公と大人たちの交流もあり終始ニコニコできる映画でした。けれど、少し中盤から勢いがなくなって失速してしまうのとイマジナリーフレンドのヒトラーとの決着が個人的にはあっけなくて肩透かしでした。

 とはいえ、自由になったら踊るという母親の言葉を実行する子供たちにほほえましい映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2020/06/23 DVD

監督タイカ・ワイティティ 
脚本タイカ・ワイティティ 
原作クリスティン・ルーネンズ 
出演ローマン・グリフィン・デイビス 
タイカ・ワイティティ 
スカーレット・ヨハンソン 
トーマサイン・マッケンジー 
サム・ロックウェル 
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