映画【糸】感想

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●こんなお話

 平成生まれの男女がチーズ作り励んだりいろんな場所で働いたりしながら思いあう話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログにて

●感想

 序盤は中学生だかのいかにもな恋愛映画的な展開に数多く作られてきた恋愛映画で見ているのがこっぱずかしく、瀬々監督の撮りたいものモードではなくお小遣い稼ぎモードの作品かな? とテンション低めのスタートでした。「俺があおいちゃんを守る!」とか「あおいちゃーん!」とヒロインが警察に連れ去られるのとかどうしたものかと冷めた目で見てました。

 男性のほうは地元北海道でチーズ作りをして恋人ができて結婚して子どもできて…。一方の女性のほうは父親から暴力を振るわれ、キャバクラで働き酔っ払いに絡まれそこで出会ったイケイケの社長さんと付き合うけど「リーマンのときも予期してたんだ」と怪しげなセリフを言っていたと思ったら夜逃げ。沖縄で釣りしているところに会いに行ってええじゃないか的な踊りを2人でする。その後、友人とシンガポールでネイリストをやって起業して事業もうまくいくのかなと思いきや、まさかの友人に金持って逃げられる。どんだけ激動の人生なんだという悲惨っぷりがかわいそうでした。

 このとき、やけになってかつ丼をスローで食べて中島みゆきが流るところはこの映画でも印象に残るシーンでよかったです。

 この手の恋愛映画にありそうなやたらと気持ちを叫んだりとかもそれほどなく、しかもあまり劇中で同じシーンはなく。それぞれの場所で頑張って少し醒めている主人公たち、というのが好みでした。

 やっぱり中島みゆきさんの名曲が最高すぎて改めて天才っぷりを堪能できましたし、結構豪華キャストなのも見どころの1つでした。

 とはいえ、榮倉奈々さんが難病になって弱っていくのとかは「余命一か月の花嫁かな?」とセルフパロディ感として受け止めてしまったりしてしまう映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2021/02/19 Blu-ray

監督瀬々敬久 
脚本林民夫 
原案平野隆 
出演菅田将暉 
小松菜奈 
山本美月 
高杉真宙 
馬場ふみか 
倍賞美津子 
永島敏行 
竹原ピストル 
松重豊 
田中美佐子 
山口紗弥加 
成田凌 
斎藤工 
榮倉奈々 
石崎ひゅーい 
片寄涼太 
二階堂ふみ 
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