映画【インターセプター】感想(ネタバレ)

Interceptor-(2022)
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●こんなお話

 ロシアのミサイルを迎撃する基地でテロリストに襲われて頑張る軍人の話。

●感想

 アラスカと海上基地の2つがロシアの各ミサイルを迎撃できる場所でアラスカの基地がテロリストに占拠されて、海上基地に赴任した主人公とその軍人たちがその情報を入手したら案の定テロリストに襲われて指令室に閉じこもる主人公と入りたいテロリストたちの戦いが始まります。

 主人公の過去が描かれて、かつて上官から性被害に遭って訴えたことにより軍人仲間から非難されたり父親に励まされたりが描かれます。

 あとは基本、【ダイ・ハード】的な閉ざされた空間でのアクションが楽しくて、閉ざされた指令室で唯一、外と繋がっている床下から突然現れて激しいアクションをするアジア人とか急な展開で面白いです。当然、大統領をはじめとする政府中枢は使えなくてレスキューまで時間がかかるから主人公ともう1人の仲間で頑張らなきゃいけない。

 テロリスト側は扉を焼ききろうとして扉越しで語りかけてきたり、意識不明だった仲間が裏切り者で扉を開けてしまって拘束される主人公。中の様子を世界に中継して訴えるテロリスト。親指脱臼癖を活かして拘束を解いて反撃してテロリストの親玉と裏切り者を指令室から追い出してまた閉じこもったり。テロリストは主人公の個人情報を知っていて父親を人質に脅してきたりして主人公の感情を揺さぶって。

 外にあるブレーカーみたいなのをいじらないとで肉体派ではない仲間が向かってブレーカーをいじりつつ敵がやってきて「息子たちに愛してると伝えてくれ」と英雄的台詞を放つ最期。基地を爆破して崩壊する中で戦って、親玉と一騎打ちの中、ロシアの潜水艦がやってきてテロリストの親玉を射殺して主人公と目くばせして去っていくロシアの潜水艦の艦長的な人。

 90分ちょっとジャンル映画的な楽しさがあって、そこに女性主人公の葛藤や苦悩が挟まって楽しめる1本でした。

☆☆☆

鑑賞日:2022/07/31 Amazonプライム・ビデオ

監督マシュー・ライリー
脚本マシュー・ライリー
エグゼクティブプロデューサークリス・ヘムズワース
出演エルサ・パタキー
ルーク・ブレイシー
アーロン・グレネイン
マイエン・メフタ
チャーリー・プラマー
ポール・シーザー
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