映画【フランケンシュタイン】感想(ネタバレ)

●こんなお話

　死体とか殺人者の脳とか使って人間を創るけど怪物だと大騒ぎになる話。

●感想

　墓場から死体を掘り出している主人公のヘンリー・フランケンシュタイン。助手に脳を取ってくるように命じて、助手は大学の研究室から間違ってアブノーマルブレインを盗み出してくる。主人公のことを心配した婚約者や恩師の博士とかが訪ねてきて、とにかく座って実験を見てろとのことで死体を吊り上げていくと雷で死体が動き始める。神の気持ちが分かった的なことを言って喜ぶ主人公。

　けれども蘇った人間が暴れちゃって手におえず、いじめる助手を殺しちゃったりして主人公と博士は劇薬で殺そうとする。死んだと思っていた怪物だけど復活して博士を殺して逃走。主人公は婚約者と結婚式を挙げようとする。怪物は優しくしてくれた女の子を湖に放り投げて殺してしまって逃走。

　結婚式当日に花嫁のもとに怪物が来たりして結婚式パニック。さらに娘を殺された父親と村人たちが松明を持って群衆として怪物を探す。逃げる怪物が風車小屋に追い詰められて風車小屋ごと燃やされてしまう。

　話の展開が高速で特に主人公と花嫁の関係とかよくわからなくて、最初でいきなりお嫁さんがいなくなった主人公を案じて友達や博士に会いに行って主人公の元へ行くというくだりとかも一体どうしてそうなって結果、主人公が研究に没頭するようになったのかわからなかったです。最初からマッドサイエンティストな主人公なのかと思いきや、ヒロインが訪ねてきて研究が終わったら「結婚式しよう」みたいな流れになってました。

　1人呑気なフランケンシュタイン家のお父さんのところだけちょっとコメディタッチなのが笑えてよかったです。それにやっぱり怪物の造形の発明の凄さは歴史的価値ある1本だと思いました。

☆☆☆

鑑賞日:2022/07/29　Amazonプライム・ビデオ