ドラマ【FRINGE / フリンジ セカンド・シーズン】感想(ネタバレ)

fringe-season-2
スポンサーリンク

●こんなお話

 怪奇事件に挑む人たちの話。

●感想

 アバンタイトルで人間が爆発したり怪物が出てきたりと毎回いろんな事件が発生してからのJJ作曲のメインテーマどーん! ここが1番盛り上がります。

 そして非科学的な事件を解決するフリンジチーム。いろんな事件が起きるのと同時に、セカンドシーズンではいよいよ「向こうの世界」とのやりとりが本格化してきて、お父さんウォルターが何かを隠している様子が描かれ、それがわかったとき失踪するピーター。そして本人と入れ違いでやってくる奴らとの戦い。メインとなる流れも緊張感があって面白かったです。
 非科学的な事件を解決法も無茶苦茶な気がしますが、専門用語で畳み掛けられると説得力があるのがよかったです。

 ウォルターがピーターに支えられているけど、自立したいと願う。けどいなくなってしまったときの喪失感は悲しいったらないです。そしてウォルターが過去に何をしたのかがわかる中盤、ウォルターがそういう行動をとるのもわかるし、それにリアクションするピーターの気持ちもわかるという。素晴らしい作劇。
 オリビアが傍観者になってしまっているポジションになってしまうのは仕方ないですが、眉間にしわを寄せて淡々と仕事をこなす姿はカッコいいです。そのオリビアがピーターのために行動を起こす浪花節。ここも泣けました。

 22話、途中いきなりハードボイルドの妄想話が入ったりして果たして必要なのかな? という話もありますが、向こうの世界も描かれそれが若干違っている視覚的な面白さなんかも構図としてよくできていたと思いました。

☆☆☆☆

鑑賞日:2014/03/17 DVD

タイトルとURLをコピーしました