映画【アイスマン 宇宙最速の戦士】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 前作からの因縁がごちゃごちゃと今作でも続いている話。

●感想

 前作の大ジェイスト映像から始まって現代の香港の同僚が香港警察になっていて遺体安置所から主人公と同僚を復活。現代の北京に戻って滅びた清の歴史を学んだりして現代の世界で恋人もできたり。

 タイムスリップの機会を巡って同僚に脅されて日本軍の横暴の汽車の主人公とヒロインが暴れまわったり。主人公の故郷に戻って故郷にも主人公のことが好きになる村人がいたりして、倭寇が主人公の村を襲って村人たち皆殺しにされて、主人公と倭寇が一騎打ちして同僚はタイムスリップしようとして失敗。

 前作から時間も経って、ストーリーやキャラクターとかをあまり覚えていなかったですが。映画90分ほどですが、前作の回想がだいぶ挿入されて、これは続編を作る意味があったのかと考えてしまうなかなかアート作品に仕上がっていました。

 幼馴染だった4人が内輪揉めで殺し合いをしていきますが、1番のカタキ役がタイムマシンの道具を手に入れるために主人公をハメるのがメインの陰謀だと思いますが、主人公はなぜか抗日運動中の中華民国にタイムスリップして日本軍を懲らしめて、またどっかにいってしまうというシークエンスが入ったりするのとか意味があったのかこれまた考えてしまう前衛的な映画でした。主人公がタイムスリップの装置を巡っての争いなのかと思いきや、自分の村で平和に過ごす時間が多かったり。敵も敵でタイムスリップをして何をしたいのかとかわかりにくいという。

 なぜか日本の北条家の将軍が現れて主人公の村を襲撃しての女子供まで皆殺しのジェノサイドを行って、いきなり残酷なシーンが始まったりして、終始誰が何をしている話なのかスジを追いかけるのに必死の映画でした。

 けれどもドニー・イエンさんVS倉田保昭さんの戦いは唯一めちゃくちゃ迫力満点で何で戦っているのかはわからないけれど、単純にアクションシーンとしての質がそこだけ一気に上がるのがよかったです。

 終始ボーっとしてしまう映画でした。

観賞日:2019/06/28 DVD 2024/05/01 Hulu

監督イップ・ワイマン 
アクション監督イム・ワー 
脚本マンフレッド・ウォン
出演 ドニー・イェン 
ホアン・シェンイー 
サイモン・ヤム 
倉田保昭 

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