映画【ヒッチコック】感想

☆☆☆

●こんなお話

 アルフレッド・ヒッチコックが「サイコ」制作のときの奥さんとの話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログから

●感想

 名作【サイコ】がどのように作られていくのかという面白さがあり、ヒッチコックがいろんな人にいろんな事言われて悩みながら映画を作っていくという映画でした。そして主人公夫婦の演技合戦も見ものも面白く見れました。

 【北北西に進路を取れ】をヒットさせた巨匠となっているヒッチコックですら映画を製作するということがいかに大変かというのを知ることができました。
 映倫との戦いや会社の重役との戦い。そこらのくだりは、映画製作の裏側として興味深く面白く見ることができました。個人的にはシャワーシーンでバーナード・ハーマンの音楽を入れるかどうかというのをみんなでやりあうところと、【サイコ】でボクが1番好きなシーンであるヒロインが会社の金を持ち逃げして車を運転しながらいろんな人のモノローグが流れるモーテルに着く前のシーンの裏側は面白かったです。

 しかし逆に言えば、そのため【サイコ】を知らないと面白くないというのが1つと。ヒッチコックが奥さんの不倫疑惑に悩むということに入り込めないと、恐ろしく退屈な映画だと思います。奥さんが仲のいい脚本家とデートするシーンより、もっと【サイコ】の現場が個人的にはもっと見てみたかったです。

 ヒッチコックが奥さんと脚本家の関係に嫉妬して、怒りを爆発させるけど奥さんもヒッチコック映画のブロンド女優たちに嫉妬していた。というのは面白かったですが。そこから奥さんと映画の出来が悪いからと共同で編集していくところや、公開館が2館しかないとなり。警備員を雇ったり、途中入場を禁止したりと。やっぱり映画制作の裏側のほうが面白いという。

 主人公が映画の犯人のモデルとなるエド・ゲインの幻覚にとらわれるシーンが合間に挿入されますが、あまり物語に効果があったのかがわからず必要だったのかなと疑問でした。

 なぜ、映画を苦労して撮るのか。夫婦の愛の深さが見られてよかったです。

☆☆☆

鑑賞日:2013/04/13 TOHOシネマズ南大沢

監督サーシャ・ガヴァシ 
脚本ジョン・マクラフリン 
原作スティーヴン・レベロ
出演アンソニー・ホプキンス 
ヘレン・ミレン 
スカーレット・ヨハンソン 
トニ・コレット 
ダニー・ヒューストン 
ジェシカ・ビール 
マイケル・スタールバーグ 
ジェームズ・ダーシー 
マイケル・ウィンコット 
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