映画【バタフライ・エフェクト】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 過去に戻れる能力を持った主人公が愛する人たちが幸せになるようにと何度も過去へと飛ぶけど、なんだか上手いこと人生は転がってくれない話。

●感想

 開始25分ほどは主人公の少年時代が描かれ、結構辛い出来事の連続でしかも主人公は大事なときに記憶が飛んじゃうという困ったことになって、そのたびに観客のほうも話が飛ぶので開始25分くらいまでは落ち着かないです。
 物語が落ち着くのは主人公が大学生になってから。そこから幼馴染のヒロインを救うために、日記を読むと途切れていた記憶に戻ることができて、そこでキーとなっていた行動で未来を変えようとするifもしもな展開。誰しもが思うであう「あの時こうしてたらな」というのを主人公がやってくれます。
 けど神さまの力を使うべきではないという病院に入っている父親のアドバイス。当然、人生は思い通りにいかなくて……。
 過去まで飛んで元に戻ると周りの状況が一変していて、また誰かを救おうと過去に戻って、というのを繰り返していきます。次はどうなるんだろう? という面白さで引っ張る映画で短いシーンの連続で息つく暇のない展開がよかったです。それでいて切ない。
 
 ただ、序盤で描かれた虐待やら爆弾事件などまでさかのぼって今までとは違う行動をしますが。それが結構オマヌケでもう少し他にやりようなかったのかな? とか思っちゃいます。主人公、秀才なはずなのにあんまり秀才に見えなかったです。日記で記憶をさかのぼれたのに、終盤ではフィルムを見て飛べちゃったり。けれどもこっち立たせればあっち立たずで大変な主人公に同情しちゃう映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2014/12/17 DVD

監督エリック・ブレス 
J・マッキー・グラバー 
脚本エリック・ブレス 
J・マッキー・グラバー 
出演アシュトン・カッチャー 
エイミー・スマート 
エルデン・ヘンソン 
ウィリアム・リー・スコット 
ジョン・パトリック・アメドリン 
アイリーン・ゴロヴァイア 
ケヴィン・シュミット 
ジェシー・ジェイムス 
メローラ・ウォルターズ 
エリック・ストルツ 
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