映画【ヘラクレス(2014)】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 伝説がめっちゃ一人歩きしている主人公と仲間たちの傭兵がある国の内紛に巻き込まれていく話。

●感想

 ヘラクレスのいろんなモンスターを退治した英雄ということ伝説が語られる。その伝説を捕らえられた男が語っていて今まさに殺されそうになったところを伝説のヘラクレスが現れて仲間と共に海賊を殺して捕らえられた男を助ける、主人公ヘラクレスと仲間たち。

 主人公のもとに王女が自分の国と戦争状態にある反乱軍を倒して欲しいということで傭兵として入城して、兵隊たちがほとんどいなくて農民で主人公たちがトレーニングして反乱軍のいる敵地へ侵攻。死体だらけの場所に行ったらトラップで襲われて王様もピンチになるけど主人公たちが頑張って撃退。

 さらに鎧とかの新装備を主人公たちが兵隊に配って、騎馬隊の敵たちと戦って敵のボスを捕らえるけど。反乱軍のボスは王様のほうが悪魔だ的なことを話して、王女から事情を聞くと王様は実の息子を毒殺して王になったので王女は自分の息子を跡取りにするまで我慢しているらしい。主人公と仲間で王を倒そうとするけど捕まってしまう。主人公は妻子を殺されたらしいけど、その犯人は王様の部下だったことがわかって怒りのパワーで鎖を引きちぎって王様に迫る。自分で鍛えた兵隊たちと戦って王女の息子を助けつつ、王様を退治して兵隊たちも主人公をレジェンドとたたえておしまい。

 冒頭で半分神さま半分人間のヘラクレス誕生から怪物たちを倒していく伝説が語られていって、そこから傭兵として働く主人公たちと仲間たちの紹介アクション。そして王女から内紛で避難民がいっぱいの国を統一するために戦争に参加させられて戦いに入っていく本筋。

 百姓上がりのダメダメな軍隊を鍛え上げていくモンタージュから、妖術に操られているっつう原始的な民族との戦争やケンタウロスと怖れられる騎馬隊との戦争がありここら辺のアクションシーンの迫力が凄くて、絶対怪我人出ていそうな激しい激突をしていくスタントマンたち凄いです。筋肉の身体が凄いことになっている主人公を始め、主人公に救われたという仲間たちの個性的なアクション。

 そして、目標の統一が終わったけど、どうやら最初聞いてた話が違うぞ。ってなって……。ここからいきなり今までの流れとは代わって神話チックになって危機を突破していく流れになるのが個人的には受け付けませんでした。それに何万人といそうな軍隊を相手に広い場所で数人で戦うというアクションも無茶苦茶すぎて盛り上がれなかったのと、悪役がそんなに魅力的じゃなかったのが残念でした。

 とはいえ頭をからっぽにして楽しめるエンタメとして面白かったです。

☆☆☆☆

鑑賞日: 2014/11/01 イオンシネマ多摩センター 2024/01/25 Amazonプライム・ビデオ

監督ブレット・ラトナー 
脚本ライアン・J・コンダル 
エバン・スピリオトポウロス 
原作スティーブ・ムーア 
出演ドウェイン・ジョンソン 
イアン・マクシェーン 
ジョン・ハート 
ルーファス・シーウェル 
アクセル・ヘニー 
ジョセフ・ファインズ 

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