ドラマ【スター・ウォーズ:アソーカ】感想(ネタバレ):宇宙クジラで次元を超える!?アソーカと仲間たちの感動スペースオペラ

Ahsoka
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●こんなお話

 アソーカや敵側が同じ地図を探してお互い同じ場所にいるであろう人物を探す話。

●感想

 アソーカ・タノが銀河の彼方に隠された“地図”を探すところから物語が始まります。見つけた!と思った矢先に、敵に襲撃されて、ライトセーバーでのバトルに。戦いを何とか切り抜けて地図を持ち帰り、仲間のサビーヌのもとへ届ける。

 サビーヌが地図の解読に成功しそうになるのですが、タイミング悪く敵が襲撃してきて、その地図を奪われてしまいます。ここから、アソーカとサビーヌの“地図を追う旅”がスタート。地図を持ち去ったのは、元ジェダイの傭兵とその弟子。彼らが地図を起動しようとしているところへ主人公たちが立ちはだかりますが、アソーカは戦いの末に海へ落ちて行方不明に。

 一方で、地図を壊そうとしたサビーヌは、元ジェダイに「一緒に来ればエズラに会える」と言われて、同行を選択。

 そして、海に沈んだアソーカは霊体となったアナキン・スカイウォーカーと再会。クローン戦争の記憶を追体験するシーンがあったり。一方、ヘラは新共和国の許可を得ずにアソーカ捜索へ動き、フォース的な力を持つ自分の息子と共に海中にいたアソーカを無事発見。

 サビーヌを追うために、アソーカは“宇宙クジラ”の口の中に入り、そのまま異星系へワープするという。

 地図の示した先では、かつての強敵・スローン大提督が再登場。サビーヌは「反乱者たち」の仲間である行方不明のエズラを探し出し、再会。その後、アソーカとエズラ、サビーヌが再び集結し、クローン兵のゾンビ化や魔女のような敵など、強敵との激しい戦いがありつつ。

 終盤、スローン大提督はまんまと逃げ出し、エズラは新共和国のヘラのもとへ戻って無事再会。そしてアソーカとサビーヌは、「これからまた一緒に頑張っていこう」というところでおしまい。

 この「アソーカ」は、アニメシリーズ「スター・ウォーズ 反乱者たち」の完全なる続編ということで、登場キャラもほぼそのまま登場。アニメを観ていないと少し戸惑うかもしれませんが、観ていると「おお、あの続きだ!」と胸が熱くなる展開が目白押しでした。

 ただし、実写になったエズラやサビーヌ、ヘラの雰囲気にちょっぴり戸惑うこともありました。やっぱりアニメの印象が強い方にはギャップがあるかもしれません。

 あと、登場人物がほぼ全員ライトセーバー使いなので、「ジェダイ=特別な存在」というありがたみはちょっと薄れ気味。でも、その分バトルシーンはとにかく盛りだくさんで、チャンバラ、空中戦、ライトセーバーの斬り合いと毎話しっかり見せ場が用意されていて、画面もめちゃくちゃ綺麗なので、観ていて飽きませんでした。

 そして何より、スローン大提督の「すべては想定内」みたいな冷静さと、実際はけっこうやられてるところが相変わらず絶妙に面白くて、このキャラがいるだけで全体が締まって見えました

☆☆☆

鑑賞日:2024/01/27 Disney+

製作総指揮デイヴ・フィローニ
出演ロザリオ・ドーソン
ヘイデン・クリステンセン
メアリー・エリザベス・ウィンステッド
レイ・スティーヴンソン
ナターシャ・リュー・ボルディッゾ
イヴァンナ・ザクノ
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