映画【ヘリオス 赤い諜報戦】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 韓国で開発された小型核兵器が悪い組織に強奪されて香港中国韓国の合同捜査チームが頑張る話。

●感想

 殺し屋役のジャニス・マンさんの美しさったらなくて、格闘術をたくさん見せてくれるのでそれを見られるだけで満足でした。

 ディテールを見ちゃうとかなり無理がある映画で、細かい部分ばかり気になって頭に入ってこなくなりそうですが、アジアのチームがそれぞれの思惑を抱えながら協力していくというチームものとしては楽しかったです。

 けど核兵器を扱っている割には緊張感がなくて、簡単に核兵器を強奪されるのは仕方ないにしても放射能漏れとかも結構簡単に描かれていてなんだかなぁという気持ちになりました。捜査チームに内通者がいるとなるサスペンスとしても誰が犯人でも正直どうでもいい展開が続きました。

 ただ悪人以外のメインキャラがバタバタ死んでいくのは意外性があってよかったですが、韓国の理事官みたいな人が死んだと思っていたら、ボロボロになって帰国している姿とかにも笑いそうになりました。

 そして、まさかの事件が解決しないまま戦いは幕を開けた的な状態で終了してしまうのがびっくりしました。

 そもそも韓国で小型核兵器を開発しちゃっているという設定自体に無理がありますが、勢いのあるアクションシーンで見せ場をしっかりと作っていて、120分退屈せずに見ることができる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2016/07/18 DVD

監督リョン・ロクマン 
サニー・ルク
出演ジャッキー・チュン 
ニック・チョン 
チャン・チェン 
ショーン・ユー 
チ・ジニ 
チェ・シウォン 
ユン・ジニ 
ワン・シュエチー 
ジャニス・マン 

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