映画【ギレルモ・デル・トロのピノッキオ】感想(ネタバレ)

GUILLERMO DEL TORO'S PINOCCHIO
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●こんなお話

 1930年代のイタリアで息子を亡くしたお父さんが気の人形を作ったら命が吹き込まれて歩き回って命の大切さを学んでいく話。

●感想

 物書きのクリケットのモノローグから始まって、息子と二人暮らしのゼペットさん。教会でキリストの像を制作している。間もなく完成というところで爆撃機が上空にいて、攻撃対象ではないのに機体を軽くするために爆弾を落として、息子さんがいた教会が爆発。

 息子を亡くして生きがいをなくしたゼペットさんは毎日、お墓の前で飲んだくれている。そこで登場するコオロギのクリケット。いい感じの木を見つけてそこを拠点に執筆活動をしようとしたら、ゼペットさんさんがお墓の前の成長した木を伐採して木の人形を作ることに。

 「自分の家に何をする」という状態のクリケットに気付かず一心不乱に木の人形を作って翌朝に完成させるというところで酔っぱらって寝てしまうゼペットさん。そしたら妖精みたいなのが現れて命を吹き込む。

 翌朝、物音に驚いて探ると屋根裏に現れるピノッキオ。驚いて閉じ込めるけどかわいそうになって外に出す。何も知らないピノッキオは全てに驚いて世界を知ろうとする。教会に行ったゼペットさんを追って教会へ行くピノッキオ。動く人形に驚く人々。軍人の市長が夜訪ねてきて、ちゃんと学校に通わせるという命令を出して従うことに。

 息子の教科書を持たせて学校へ向かわせるけど、その途中で売り上げが下がっているサーカスの団長が動く人形の目撃談からピノッキオの前に現れて契約書を書かせてしまう。サーカスで歌って人気が出るピノッキオ。学校に来てないと市長から言われてゼペットさんがピノッキオを探すとサーカスで歌っているピノッキオを見つけて家に帰そうとするけど、団長と言い争いに。

 結局契約があるからということでピノッキオはサーカスの興行についてまわることになって、ゼペットさんはピノッキオを探す旅に出る。市長の息子と学校で過ごして市長の息子が戦争に怯えたりしつつ、サーカスの団長に燃やされそうになったところを一緒に苦楽を共にした猿に助け出されて海に落下して巨大深海魚に食べられて胃の中でゼペットさんと再会。

 鼻を伸ばして巨大深海魚から脱出するけど深海魚に追いかけられて機雷で爆破して退治。ゼペットさんが溺れて死にそうになるけど助けるピノッキオ。けどピノッキオが木の人形となってしまう。ゼペットさん悲しむけど妖精が現れて命を吹き込んで復活。

 その後ゼペットさんは亡くなり、クリケットも亡くなり、猿も亡くなり旅に出るピノッキオだったのだという。

 ピノッキオが木の人形感いっぱいで動いてストップモーションアニメの強みが出ているキャラクターたちだと思いました。その動きを見ているだけでどこか懐かしさみたいなものを感じさせてくれました。

 ファシストとか戦争とかが背景に描かれて永遠の命を持つピノッキオがどうサバイブしていくのかを興味深く見れました。そしてミュージカル劇でもあって美声のゼペットさんや楽しく歌うピノッキオが見ものです。

 アニメーションで116分はチト長いかなと感じなくもないですが、退屈せずにピノッキオとゼペットさんの人生を追体験できる1本でした。

☆☆☆

鑑賞日:2022/11/26 キネカ大森

監督ギレルモ・デル・トロ 
マーク・グスタフソン 
脚本ギレルモ・デル・トロ 
ホリー・クライン 
脚色ギレルモ・デル・トロ 
マシュー・ロビンス 
原作カルロ・コッローディ 
出演(声)ユアン・マクレガー 
クリストフ・ヴァルツ 
グレゴリー・マン 
デヴィッド・ブラッドリー 
ティルダ・スウィントン 
ケイト・ブランシェット 
フィン・ヴォルフハルト 
ジョン・タートゥーロ 
ロン・パールマン 
ティム・ブレイク・ネルソン 
バーン・ゴーマン 
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