●こんなお話
宇宙飛行士が作業中にデブリに襲来されて宇宙に放り出されて地球に帰還しようと頑張る話。
●感想
無重力での撮影を90分間見続けてカメラは主人公のサンドラ・ブロックをずーっと追いかけていき、その圧倒的な映像に息つく暇もなかったです。
冒頭に「宇宙には生命が存続できない」というテロップが表示され、それがこの映画のテーマでもある。
船外作業中にスペースデブリに襲われる冒頭から90分間、ひたすらハプニングの連続。それを突破していくの繰り返し。
ただそれだけの展開だど普通の映画になってしまいますが、この映画はやっぱり無重力の世界をそのまま体感できるような映像で、酸素がない恐怖だったり主人公の息遣いだけが聞こえる緊張感。ただ何かを掴むというだけでハラハラさせるあアクションに見えるという。ただ物を離しただけで遠くへ行ってしまうという怖さ。
A地点からB地点、B地点からC地点へと移動できるのかできないのか? そこで上手くいかずにどう対応していくのか
キュアロン監督作品らしい延々と長回しだったり、絵画をモチーフにした人物の構図だったり浮遊物に小ネタがあったりというのも楽しめました。
ジョージ・クルーニーが隣にいてくれる安心感たらなかったです。理想のリーダーでした。そして最後に微笑む主人公。あたし重いわ、と微笑むヒロインというのは映画史で初めての映画なのではなかろうかと思う面白い映画でした。
☆☆☆☆
鑑賞日: 2013/12/28 ユナイテッド・シネマとしまえん 2014/11/27 Blu-ray 2018/02/18 Amazonプライム・ビデオ
リンク
監督 | アルフォンソ・キュアロン |
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脚本 | アルフォンソ・キュアロン |
ホナス・キュアロン | |
撮影 | エマニュエル・ルベツキ |
出演 | サンドラ・ブロック |
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ジョージ・クルーニー |
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