映画【後妻業の女】感想

☆☆☆

●こんなお話

 富裕層の高齢者の遺産を狙う主人公たちの話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログより

●感想

 単純に「後妻業」という詐欺みたいなことを知ることができるのが面白くて興味深く見ることができました。伊丹十三作品や周防正行監督作品を見てるかのような感覚に近かったです。 

 主人公たちのやっていることは連続殺人で物凄い陰湿な事件になりそうですが、コメディという作風でくるんでいるので、嫌悪感を抱きながらもどこか好感のもててしまうキャラクターたちでした。主人公たちに遺産を全部とられた遺族と遺族に雇われた興信所の私立探偵やホステスなどが出てきて、全員がお金を目当てに行動していて全員悪人な騙しあいとして面白かったです。 

 ただ基本は主人公の後妻業の女の後ろ盾となっているトヨエツさん演じる結婚相談所の所長のナレーションで話が進んで行くのに、主人公のナレーションもあったりして、それがしかも今の自分の気持ちの説明にしかなっていなくて、大竹しのぶクラスの女優さんなら表情だけで気持ちを読み取れると思うので少し蛇足に感じる部分もありました。それに余貴美子さんが主人公の相棒役で出てくるわりには、あまり活かされていないのも残念でした。それにクライマックスは主人公の不死身っぷりが強調されて最高の再登場の仕方でしたが、その分あの後どうなったのか? あんな危機的状況でもしぶとく生き延びるのか。それとも制裁を受けたのかを知りたかったです。 

 とはいえ、お金の亡者たちを俯瞰して見ることのできる映画で楽しかったです。 

☆☆☆

鑑賞日: 2016/09/29 TOHOシネマズ川崎

監督鶴橋康夫 
脚本鶴橋康夫 
原作黒川博行
出演大竹しのぶ 
豊川悦司 
尾野真千子 
長谷川京子 
水川あさみ 
風間俊介 
余貴美子 
笑福亭鶴瓶 
津川雅彦 
永瀬正敏 
ミムラ 
梶原善 
六平直政 
伊武雅刀 
泉谷しげる 
柄本明 
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