映画【SING/シング】感想(ネタバレ)

sing
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●こんなお話

 廃れた劇場でまた再起を図るために日常で悩みを抱える動物たちが歌をうたってるときは解放される話。 

●感想

 カットの切り替わりやテンポが心地よくて、話自体は新鮮さはないですが、キャラクターの魅力も感じ取ることができて好感のもてるアニメーションでした。 
 25匹の子育てに忙しく旦那も気力がない生活を送るママさんブタ、才能のない彼氏にフラれるハリネズミ、窃盗団の父親を持つゴリラ、傲慢なネズミ、超内気なゾウ。 
 彼ら彼女たちが歌を歌うことによって現実が少しでも変われるように応援したくなりました。 
 歌唱シーンはさすがの安定っぷりでそれを見るだけでも楽しかったす。 

 ただ軸となる主人公のコアラが一切の魅力がなくて、劇場再起のためにいろんなことをやる行動力はすごいですが、近隣の建物から盗電したり水を盗んだりと犯罪行為を当然のことのようにして、一応それに対する制裁わかりやすい制裁みたいなのがないのでなんだかやりきれないまま終わりました。 
 劇場に対する愛みたいなものが感じられないのが一番の原因だと思いました。 

 羊のお金持ちの友達が劇場がなくなった後でも家に住まわせてくれて、一緒にバイトしてくれて、パトロンのマダムを紹介してくれてと何から何までお世話になっていて、彼が1番すごかったです。 
 お金持ちの友達がいれば何とかなるんだなと勉強になる映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日: 2017/10/28 Blu-ray

監督ガース・ジェニングス 
脚本ガース・ジェニングス
出演(声)マシュー・マコノヒー 
リース・ウィザースプーン 
セス・マクファーレン 
スカーレット・ヨハンソン 
ジョン・C・ライリー 
タロン・エガートン 

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