映画【FYRE: 夢に終わった史上最高のパーティー】感想

Fyre The Greatest Party That Never Happened Netflix

●こんなお話

 バハマの島で音楽フェスが企画されるけど、準備が絶対間に合わないのに着々と進んで行って阿鼻叫喚になってしまった詐欺を計画した人たちについて語られたドキュメンタリー。

●感想

 青い海に白いビーチに豪華ヨットでくつろぐスーパーモデルなどのインフルエンサーを使って広告をうち、あっという間に高額チケットが売れて何やらすごい音楽フェスが行われるらしいと業界でも話題になっていく。

 世間が盛り上がっていく様子と当時の内幕を知る関係者の実はこうでしたという話を同時進行で見せてくれます。企画した人物はインタビューには登場せず、彼の部下たちがその人となりを語りつつ圧倒的に時間が足りず混乱していく様子が全くの部外者が見るとコメディのようで笑えますが、こういうことが行われていろんな人が大金を払ってパニックになっていくというホラーで、人間って何だろう? と根幹について考えてもしまいました。

 予算が足りなくなり水道などのインフラもなく宿泊施設も避難用のテントで、何とか中止や延期を周りが訴えるけどイケイケの起業家はそういった人間を斬り捨てて突き進んでいく。そして当日になり、スタッフたちもカオスが予想されて当日朝の豪雨で笑ってしまうという。そして起業家はどっかバイクで走っていっちゃって、だんだんとパニックになっていく姿が映し出していきます。

 この起業家のただでは転ばずにこの大失敗のフェスの後に普通に詐欺を行うという何でもやっちゃうパワーは勉強になりました。

 SNS時代の宣伝とか大衆の承認欲求、大金持ちでも略奪とかするのかと勉強になり。大金を奪われた人やお金が支払われなかった人たちには笑えない話ですが、どんなフィクションよりも面白い現実があったことを教えてくれるドキュメンタリーでした。

☆☆☆

鑑賞日:2021/06/27 NETFLIX

監督クリス・スミス
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