●こんなお話
ブルース・リーの「死亡遊戯」の代役を選ぶオーディションに集まった人たちの話。
●感想
ドキュメンタリータッチの作風でブルース・リーが急逝してしまったので未完成の「死亡遊戯」の代役を探そうとする映画会社によるオーディションとそれに集まったいろんなバックボーンを持つ役者さんたち。彼らがカメラに生い立ちやオーディションを受ける動機を語りながら、無茶苦茶なオーディションが展開されていきます。
白人だけではないアジア人などがどうやってハリウッド映画の大作に出ようと必死さ大変さが垣間見える作品でした。テレビドラマの刑事ものの主役の当たり役があった役者さんがそれ以外では配達人役しかないとか悲しかったです。
ただ物語的な面白さはなく、延々とカメラに語り掛ける人たちとオーディションの様子が散文的に描かれるだけなので80分ちょっとの短い映画ですが、退屈に感じるところが多かったです。
エンドロールでの撮影時の裏側みたいな映像が作っている人たちがみんな楽しそうな雰囲気が伝わってくるのがわかる作品でした。
☆☆
鑑賞日:2020/11/08 DVD
リンク
| 監督 | ジャスティン・リン |
|---|---|
| 脚本 | ジョシュ・ダイアモンド |
| 出演 | ロジャー・ファン |
|---|---|
| サン・カン | |
| メレディス・スコット・リン | |
| モニーク・カーネン |
