映画【フェラーリ】感想(ネタバレ):美しきヨーロッパの風景を駆け抜けるクラシックカーと男の矜持

Ferrari
スポンサーリンク

●こんなお話

 フェラーリ創業者がレースを頑張ったり奥さんと不倫問題を抱えたりの話。

●感想

 愛人の家で目覚めて車を走らせる主人公の姿から始まって家に戻ると奥さんは朝帰りをする主人公を罵倒して拳銃を向けたり。周りはいつものことと気にしていない。

 レーサーが練習中に事故死して新しいレーサーがやってきたり、不倫相手との婚外子を認知するのかしないのかで揉めたり、奥さんが共同経営者のため強く出られない主人公が何とか経営権を譲ってもらおうとしたりしつつ、車の売り上げが悪いための他の会社と一緒にやっていかないと破産するということになって、レースで優勝しないといけないとなって主人公はレーシングチームに勝利への圧力をかけつつ。

 レースになってライバルチームが事故って優勝が目の前の中、主人公は優勝のために油断するなと話している中、レーサーが事故を起こして見学者を巻き添えにした大事故を起こしてしまう。事故原因をみんなで探りつつ主人公がマスコミから責められつつ、奥さんから自分が生きている間は婚外子は認知しないという条件でとか話して、主人公は息子を亡くなった息子の墓参りを一緒にしておしまい。

 クラシックカーがヨーロッパの田舎の風景や街中を走るレースシーンは綺麗で迫力あるものでよかったです。

 ただレースへの情熱やスポーツ映画としてレースを描くのか、不倫問題を描くのかフェラーリ社の内幕ものとして描くのかがちょっとわかりにくくて退屈はしないですが、中途半端な気持ちになってしまう映画でもありました。

☆☆☆

鑑賞日:2025/05/25 WOWOW

監督マイケル・マン 
脚本トロイ・ケネディ・マーティン 
原作ブロック・イェイツ
出演アダム・ドライバー 
ペネロペ・クルス 
シャイリーン・ウッドリー 
パトリック・デンプシー 
サラ・ガドン 
ガブリエル・レオーネ 
ジャック・オコンネル 
タイトルとURLをコピーしました