映画【エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 野球推薦で大学入学した主人公が寮に入って、大学が始まるまでの3日間の話。

●感想

 映画の110分のほとんどがナンパか酒飲んでるか新入生とかをいじってるかですが、そんな会話の中でもどこか知性を感じさせてくれるのがすごいです。さすがのリチャード・リンクレイター監督作品でした。バカ騒ぎはしているんだけど、映画を見ているとどうやらこの主人公たちは強豪校らしいというのがこれまた凄いです。どんだけ余裕の生活なんだと感心しました。

 ただやはりわかりやすい起承転結みたいなものや大きなうねりはないので、そこらへんで好みが分かれてしまうのかなと思いました。

 とはいえ、映画の前半でちらっと出てきたヒロインに最後の方で主人公が連絡を取り、良い感じになって行く。というさりげない流れをちゃんと入れ込んでいて、全編に流れる音楽にリズム感とテンポの良さで魅せる会話劇でこれぞみずみずしい青春映画だと思える1本でした。

☆☆☆☆

鑑賞日: 2017/06/12 DVD

監督リチャード・リンクレイター 
脚本リチャード・リンクレイター
出演ブレイク・ジェナー 
ゾーイ・ドゥイッチ 
タイラー・ホークリン 
グレン・パウエル 
ワイアット・ラッセル 
オースティン・アメリオ 
テンプル・ベーカー 
ウィル・ブリテン 

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