映画【SAINT LAURENT/サンローラン】感想(ネタバレ)

saint-laurent
スポンサーリンク

●こんなお話

 デザイナーとして成功しているイヴサンローランが回想していろいろ迷走する話。

●感想

 時間軸が行ったり来たりする構成が最初から行われるので、天地人を判別する前なので混乱したままの150分でした。

 美を追求して生きる天才デザイナーで孤独に生きているというのは見ていてわかりましたが、不安定な精神世界を表現しているだと思いますがモダンな色彩や衣装などは見ていて面白いとは思いますが、いかんせん感情移入を一切排除する展開についていくのが必死でした。

 1987年だかの晩年にさしかかった主人公と全盛期の主人公が交差しながらのファッションショーとかは迫力は確かにあってクライマックスとしてはよかったですが、そこに至るまでがいかんせん同性愛の部分ばかりに力を入れているようで残念でした。

主人公を理解するのは1匹の犬だけという人生って悲しいなというのはわかりましたが、デザイナーとしてどんだけ凄い人なのかはわからず、ただお酒を飲んで薬物やって男と寝てるだけの人物にしか見えずイブサンローランという人をもっと他の表現で知りたくなった映画でした。

☆☆

鑑賞日: 2015/12/31 TOHOシネマズシャンテ

監督ベルトラン・ボネロ 
脚本トマ・ビデガン 
ベルトラン・ボネロ
出演ギャスパー・ウリエル 
ジェレミー・レニエ 
ルイ・ガレル 
レア・セドゥ 
ヘルムート・バーガー 
アミーラ・カサル 
エイミリン・バラデ

コメント

タイトルとURLをコピーしました