映画【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q】感想

SF

●こんなお話

 アスカとマリが宇宙空間で戦闘中、何かを奪還している様子。謎の光を放つ箱が地球に落下する。それを見上げるカヲルくんが言う「おかえり、シンジくん」とここから何を言ってもネタバレになる話。

●感想

 冒頭、いきなりの戦闘シーンで一気につかまれました。どうやら、アスカとマリは何かを奪還しようとしている。その箱が光って地球の大気圏に落下するとカヲルくんが「おかえりシンジくん」。どうやらシンジくんが乗っていたらしい。

 シンジくんが目覚めると、いつものメンバーや見慣れない新キャラが登場しますが。様子がおかしい。特にミサトさんは冷たいし、鈴原トウジの妹とかでてきます。しかも大きくなってる。するとアスカから衝撃の発言。
 何と前作から14年経っているという。何故かエヴァ搭乗員たちは14歳のまま。ということは眠っていたシンジくんは14才のままだけど他のメンバーは見た目14才で中身は28才。
 ここでまた始まるアクションシーンで、ミサトさんたち艦橋の人たちが戦闘態勢に入るところもめちゃくちゃかっこよくて興奮しました。そして動き出す戦艦。戦艦のアクションもエヴァでは珍しくしかもド迫力なので新鮮味ありました。

 そして今度はネルフ側に行くシンジくん。そこには綾波の姿も。でも様子がおかしい。カヲルくんも登場して、ピアノを連弾したり。ここからかなりBL臭が強くなって戸惑いました。顔赤らめてましたもの、シンジ。
 カヲルが見せる外の世界。サードインパクトがあったらしい。前作でカヲルくんが止めたんじゃなかったっけ? と思いますが、それは続編でわかるのか?
 しかもその原因はシンジくんにあったらしい。そこでいつも通り「ボクのせいじゃない!」といじける。ってか、基本、今回は誰かに対して怒ってばかりのいつものシンジくんに戻ってイライラします。
 「綾波を助けたんだ!」というシンジの行動の基本となっていたことも後に崩壊して完全にいじける。

 カヲルによると、「ドグマにある2本の槍」だが手に入れることによって、『フォースインパクト』をふせぐことができるらしいってんで、カヲルくんに説得されてドグマの深部へと降りていくところから。ここからまた壮絶な展開で、画面の作り込みハンパなくて凄かったです。

 とはいえ謎が多すぎて、よくわからない部分もあったりもしました。そもそもシンジくんはなぜ地球外にいたんだろう? アスカが見た「謎の目」は? ミサトに一体何があったのか? なぜ、年をとっていないのアスカたち? ミサトさんたちもそんな老けてるようには見えなかったけど……。
 他にも爆破首輪を簡単に何ではずせるんだカヲルくんとか、ボーイズラブ感すごくて戸惑うとかありますが。
 「アダムスの器」「リリス」「リリン」「ロンギヌスの槍、カシウスの槍」とか専門的な用語はエヴァファンの人に任せるとして、話のスジはとてもわかりやすく謎がいっぱい展開してとても面白かったです。

 続編で空白の14年や広げた謎を回収してくれるのか楽しみな作品でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2012/11/20 TOHOシネマズ南大沢

総監督庵野秀明 
監督摩砂雪 
前田真宏 
鶴巻和哉 
総演出鈴木清崇:(タツノコプロ)
特技監督増尾昭一 
脚本庵野秀明 
出演(声)緒方恵美 
林原めぐみ 
宮村優子 
石田彰 
三石琴乃 
立木文彦 
山口由里子 
清川元夢 
坂本真綾 
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