映画【ドラえもん のび太の宇宙漂流記】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ジャイアントスネ夫が手違いで宇宙に行っちゃったので、みんなで救いに行くドラえもんたちの話。

●感想

 いつもはのび太君の「ドラえもーん!」という叫びと共にオープニングがスタートしますが、今作では珍しくジャイアントスネ夫というのが新鮮で、物語舞台のほとんどが宇宙というのが珍しい設定でした。

 いつも通り、宇宙の別の星の人たちが資源が枯渇して新たな資源を探していて地球を見つけてという流れだったり。展開が次から次に巻き起こって退屈はしなかったですが、ハリウッド映画のSFもののような見せ場があったりと楽しいけれど、どこか心に残らない印象になってしまっていると思いました。

 ドラえもんが焦ってひらりマント、ビックライトと次から次に出すけれど、「やっぱり駄目だ」となったときにのび太君が「次はあれを出せばいい」という繰り返しを全員が横移動の同じ構図で見せるのとかは楽しかったです。のび太君の頭の回転の速さが際立つ名シーンでした。それに道具が他の映画よりも縦横無尽に使用するのも楽しかったです。

 そしてエンドロールの20周年記念作品としての今までの作品の絵が映し出されるのが1番感動的な作品でした。そしてやっぱりドラえもんは武田鉄矢さんじゃないとだめだと再確認できる主題歌でもありました。

☆☆☆

鑑賞日:2020/04/19 WOWOW

監督芝山努 
脚本岸間信明 
原作藤子・F・不二雄
出演(声)大山のぶ代 
小原乃梨子 
白石冬美 
荘真由美 
野村道子 
たてかべ和也 
肝付兼太 
野沢雅子 
玄田哲章 
内海賢二 
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