映画【マン・オン・ワイヤー】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 フランスの大道芸人がワールドトレードセンターの1番上を綱渡りにチャレンジしたドキュメンタリー。

●感想

 綱渡り男本人であるフィリップさんとその仲間たちのインタビュー、当時の映像、再現ドラマと3つの構成で進んで行きます。

 無許可で決行するので、偽装の身分証とか書類を作って身分を偽って建物に侵入して、夜間にワイヤーをかけて、とか。手間暇かけて計画を実行していきます。その間にもメンバー間で不協和音があったり怪我をしたり前途多難だった様子が描かれていきます。

 当然、逮捕されるのがわかったうえでの実行でしかも命がけという。どうしてここまで大変な思いをして綱渡りするんだろう? という疑問に見ていて当然襲われて、彼らは特に「理由なんてない」と語って、感動すら覚えてしまいました。普段はおバカなニュースとか迷惑な人だと特に思ってもみなかった人たちだけど、彼らの命を懸けて壮絶なドラマがあったんだと勉強になるドキュメンタリーでした。

 けど、ちょっと再現ドラマが多いので映画としてはどうなのだろうか? とか主人公のインタビューが自慢にしか聞こえなかったりもしちゃうドキュメンタリーでもありました。

☆☆☆

鑑賞日: 2016/01/20 DVD

監督ジェームズ・マーシュ 
エグゼクティブプロデューサージョナサン・ヒース
出演フィリップ・プティ 
ジャン=ルイ・ブロンデュー 
アニー・アリックス 
ジム・ムーア 
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