映画【劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 】感想(ネタバレ)

code-blue
スポンサーリンク

●こんなお話

 いろんな事件事故が起こって、そのたびに号泣する人たちの話。

●感想

 テレビシリーズで完成されている人間関係からスタートするのがテレビシリーズの劇場版の良さだと思いますが、それがこの作品にもあるようなので、テレビシリーズにどっぶりと浸かっている人が見れば、主人公たちが映画でまた見られるという満足感が得られる作品だと思いました。

 ただそれを知らない身が見ると、次から次に事件事故が起こって、そのたびに関係者が涙するの繰り返しでダレる120分でした。よく知らない人が自分たちがいかに苦労したかとかの身の上話をしていて、どういう気持ちで見ればいいのか戸惑う構成が連続でした。アルコール依存症の母親の登場が頭に包丁が刺さっての登場とかはコントにしか見えなかったです。

 主人公が漏電で心臓が止まるとかのくだりも何のサスペンスもなく、当然復活するんだろうなと思ったら、案の定、何の後遺症等なく3か月後とかに復帰していて何のための退場だったのか謎の展開でした。

 これもテレビシリーズから見ていれば感慨深いものがあるのかもしれないですが、結婚式あげるあげないで長い時間使うのも何の面白みも感じることができないシークエンスでした。

 映画らしいスペクタクルな事故が起こってとかもありますが、それもほんの一瞬で終わってしまうのであまり映画でやる必要性みたいなものを考えてしまう映画でした。

☆☆

鑑賞日: 2019/08/31  Amazonプライム・ビデオ

監督西浦正記 
脚本安達奈緒子 
出演山下智久 
新垣結衣 
戸田恵梨香 
比嘉愛未 
浅利陽介 
成田凌 
新木優子 
馬場ふみか 
新田真剣佑 
かたせ梨乃 
丸山智己 
杉本哲太 
安藤政信 
椎名桔平 

コメント

タイトルとURLをコピーしました