映画【忠臣蔵(1958)】感想

Chushingura ☆☆☆

●こんなお話

 忠臣蔵のお話。

●感想

 THE忠臣蔵なエピソードが満載でわかりやすい見せ場の連続の3時間でした。

 序盤30分は浅野内匠頭が吉良上野介にいじめられて耐えに耐えてからの爆発の「殿中でござる」があって、そこから仇討するのかしないのかで揉める家臣たち。散り散りになって家臣たちの不遇の時期がありつつ、吉良邸の情報を入手しようとしたり吉良側からの追手を何とか逃れたりと次から次に見せ場があって面白かったです。

 メインの大石内蔵助は家臣たちをまとめて、愚鈍な家老を演じて奥さんや母親を突き放して。恋愛をする鶴田浩二が妻と決めた女性から吉良邸の図面を入手してとか会えない父親との別れを着ものに語る勝新太郎など。また赤穂浪士たちに同情するお侍さんや町人たちが赤穂浪士だとわかっていて、言葉では認めないことを言いながら影ながら協力したり。女性たちや親たちが「本懐を遂げてください」別れを告げて、影で泣く。みたいな。

 本音と建前の世界を漫画のようなわかりやすさだり、THE時代劇なセリフ回しで見せていくのでありえないように感じてしまいますが、盛り上がってしまうから安定の忠臣蔵ものでした。クライマックスの討ち入りも吉良邸の中を何十人も立ち回りをしてスペクタクルさもあってよかったです。

  ただ忠臣蔵を知っている前提で作られているので当時の時代背景やキャラクターの考え方とか何の説明もなく進んで行くので全く知識がない状態で見たら、赤穂浪士たちが一体何をしているのか? わかりにくいのではないかと思ってもしまいました。

☆☆☆

鑑賞日:2021/01/01 NHK

監督渡辺邦男 
脚本渡辺邦男 
八尋不二 
民門敏雄 
松村正温 
出演長谷川一夫 
市川雷蔵 
鶴田浩二 
勝新太郎 
川口浩 
梅若正二 
黒川弥太郎 
林成年 
川崎敬三 
北原義郎 
石井竜一 
伊沢一郎 
信欣三 
杉山昌三九 
荒木忍 
葛木香一 
伊達三郎 
舟木洋一 
花布辰男 
和泉千太郎 
高倉一郎 
藤間大輔 
横山文彦 
五代千太郎 
玉置一恵 
品川隆二 
京マチ子 
若尾文子 
山本富士子 
淡島千景 
木暮実千代 
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