映画【クリスティーン】感想(ネタバレ)

christine
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●こんなお話

 呪いの車に乗っちゃって周囲で死傷者がでる話。

●感想

 さえない学生生活を送っていた主人公が、たまたま見つけたボロボロの車を購入して乗り回していったら、その車が呪いの車で関係者を殺しまわっていくという。「呪いの車」というワンアイデア、モチーフのみで突破していく映画で、主人公が購入する前の持ち主や制作時にも死傷者を出しているといういわくつき。

 破壊されてボロボロになってもぐにゃぐにゃと回復して新車同様になるというシーンが不思議な映像で面白かったです。中盤に1回と終盤に1回、回復シーンでした。

 主人公はいじめられっ子で愛車に憑りつかれて豹変していって、いじめっ子たちに意志を持った愛車クリスティーンがリベンジしていくのも面白く。燃えながら追いかけてきたり、いくら破壊されようが翌日にはピカピカの新車状態になっているのがさすがの呪いの車でした。ひくら人が殺されようが勧善懲悪的な感情でチンピラたちが殺されていくのをニコニコしながら見れました。

 ただ豹変した主人公がいつの間にか美人さんと付き合うことになっていたりとか、ボケっと見てたから見逃したのかな? という描写があったりして戸惑うところもありました。

 主人公が愛車をクリスティーンと呼び始めたらまずいなと思えばいいなと勉強になる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2021/02/09 NETFLIX

監督ジョン・カーペンター 
脚本ビル・フィリップス 
原作スティーヴン・キング 
出演キース・ゴードン 
アレクサンドラ・ポール 
ジョン・ストックウェル 
ロバート・プロスキー 
ハリー・ディーン・スタントン 
クリスティン・ベルフォード 
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