映画【BUSHIDO MAN】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 日本全国の武術の達人が持ってる巻物を持ってこいと師匠に言われて、実行にうつしてそれの回想をする話。

●感想

 師匠に今までの戦いの様子を報告しにきて、それの回想で刀だったり棒術だったりカンフーだったり極道だったり拳銃だったりといろんなバリエーションのアクションシーンをひたすら串団子式にやっていて、自主映画という超低予算だけど迫力あって作ってる人たち楽しそうだなというのが伝わってくる映画でした。特に水野美紀さんが腕につけているバレットアームというアイテムがなかなかかっこよくて、パンチを撃って銃を撃つという動作は新鮮味があってこの映画1番の見所になっていたと思いました。

 ただ87分延々とアクションシーンで見せ場だけで繋いでるので、いくらバリエーションがいっぱいあっても話がほとんどないためだんだんと退屈になっていってしまいました。それに合間にあるのが師匠とのやりとりで「敵を知るには食から」という理由があって食事シーンがあったりして、確かに全国の美味しそうな食べ物がいっぱいあるけれど。ギャグにしちゃっているので、笑えない場合かなりキツいストーリーになっていました。

 好きなことを全部詰め込みましたという作り手が大好きなものが伝わってくる映画でこういうジャンルが好きな人が見たら大満足な1本だと思いました。

☆☆☆

鑑賞日: 2016/01/14 DVD

監督辻本貴則 
脚本辻本貴則 
出演虎牙光揮 
山口祥行 
水野美紀 
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