映画【タイフーン TYPHOON】感想(ネタバレ)

typhoon
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●こんなお話

 南北朝鮮にリベンジしようとする海賊とそれを阻止しようとする韓国エリート諜報員の対立と友情の話。

●感想

 アメリカの新兵器を盗み出してテロを行おうとするのを阻止するというアクション巨編で主人公同士の追いかけっこものとして楽しく見ることができました。

 脱北して韓国に亡命したけど、韓国にも見捨てられ大変な目に遭ったチャン・ドンゴンさんが生き別れた姉を探しつつ韓国でテロを起こそうとするのを追いかける。いろんな手がかりからしだいに近づいていく2人。というのをときおり迫力あるアクションを挟みながら見せていって、さすがの迫力の韓国映画でした。

 ただアクションシーンの迫力はさすがで銃撃戦やカーチェイスは迫力あってよかったですが、これまた韓国映画の特徴かお涙頂戴のシーンもこれまたコッテリとあって、生き別れたお姉さんとのシークエンスがこれでもかと感動的なシーンになっていて、結構テンションが下がってしまいました。しかも回想で姉弟の子ども時代の辛いシーンがあってここらへんもなかなか退屈な回想シーンでつらかったです。

 それにチャン・ドンゴンさんが最後に取る行動がよくわからなくて、ナイフで戦っていたところに魚雷が当たって船が大爆発した後に、なぜナイフを自ら…という行動に出るのかちょっとわかりにくかったです。

 とはいえ、アクション大作として盛り上がる映画でよかったです。

☆☆☆

鑑賞日: 2020/01/01 DVD

監督クァク・キョンテク 
脚本クァク・キョンテク
出演チャン・ドンゴン 
イ・ジョンジェ 
イ・ミヨン 
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