映画【スカイライン-奪還-】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ロサンゼルスの刑事さんがエイリアンと戦ううちに内戦が激しいラオスでエイリアンと戦う話。 

●感想

 低予算だった1作目とはうってかわって、CG満載爆破満載アクション満載になっていて画面が派手になって、正当な続編になっていました。 

 エイリアンから逃げる序盤と宇宙船に拉致されて船内から脱出する中盤まではサバイバルアクションとして楽しく見ることができました。 

 ただ中盤以降で宇宙船が墜落してラオスに行ってからは、無茶苦茶度が増してサバイバルアクションものではなくなり、【ザ・レイド】の主役コンビがなぜか出てきて格闘術で暴れるというだけになってしまっていてストーリーの求心力が途端になくなってしまうようで退屈な後半でした。アクションは激しいのに、しだいにどうでもよくなっていってしまって残念でした。 その無茶苦茶っぷりにニコニコできれば傑作だと思います。

 中盤で行動を共にする乳幼児がエイリアン退治のキーとなるとかの展開も乳幼児が急成長していって明らかに変なのに、あまり登場人物たちがそれについて突っ込まないというのとかも不自然さがいいんだろうかとか、最初のアメリカパートで地下鉄と警察で出会った人たちがあっという間にいなくなっていって、ラオスパートから【ザ・レイド】役者さんたちが暴れるという。【ザ・レイド】からの流れの文脈を知らないと一体何なんだろうと戸惑う構成でした。フランク・グリロ、イコ・ウワイス、ヤヤン・ルヒアンの3人が同じ画面で戦うというのは盛り上がる要素だと思いました。

 1つの映画に要素が盛りだくさんでジェットコースタームービーとして乗れれば楽しく、SF映画でエンディングでNG集があるという衝撃のエンドロールと何が起こっているんだろうとクラクラする作品で、インドネシアの格闘術シラットVSエイリアンという構図が見られれば満足の1本でした。 

☆☆☆

観賞日: 2019/05/29 Blu-ray 2021/02/24 Amazonプライム・ビデオ

監督リアム・オドネル 
脚本リアム・オドネル 
出演フランク・グリロ 
ボヤナ・ノヴァコヴィッチ 
イコ・ウワイス 
ヤヤン・ルヒアン 

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