映画【藁にもすがる獣たち】感想

BEASTS CLAWING AT STRAWS☆☆☆
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●こんなお話

 大金を手にしようといろんな人が探したり隠したりする話。

●感想

 サウナのロッカーに入れられた大金を巡って、いろんな人たちが奪い合いをしていく。最初はバラバラだった人たちが次第に交錯していって繋がっていく気持ちよさがある映画で楽しいです。

 ただそういった時間軸が微妙にずれていたのがしだいに繋がっていく構成によくありがちな、映画を見ている間に辻褄や前後関係を考えてしまってストーリーに入り込めない弱点も多めの作品だったと思います。

 特に構成として序盤から中盤まではバラバラの主人公たちがよく意味も分からないまま日常や紹介のようなシーンが続くので鈍重に感じました。中盤から1人また1人と同じ場面に映り始めて、やっと繋がりだして転がっていく感じでした。主要人物があっさりと退場していくのはショッキングで面白いですが、なぜホテルのロッカーに隠したんだろう。ヤクザたちは急に主人公たちの目の前に現れるけど、どうやって探し出しているのだろう。と跳躍した行動などが気になってしまい繋がっていく気持ちよさがあまり感じられなかったです。それに主要キャラクター以外のデメキンや先輩刑事やその人たちが探していて名前だけ出てくる詐欺師? みたいな人とかの描写も中途半端になってしまっていると思いました。

 とはいえ、韓国映画の名優たちがサイコパスなキャラクターを演じているのを見ているだけでニコニコしてしまう映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2021/03/03 川崎チネチッタ

監督キム・ヨンフン 
脚本キム・ヨンフン 
原作曽根圭介
出演チョン・ドヨン 
チョン・ウソン 
ペ・ソンウ 
ユン・ヨジョン 
チョン・マンシク 
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